大切な家族と暮らすことで人生が豊かになる!
ゲイが犬や猫などペットを飼うべき5つの理由

  • 2020.04.02
  • 2020.06.10

ライフ・生活

「おひとりさま」という言葉は、今ではメディアなどを通じて広く一般社会でも通じる言葉になりました。
また、今の時代ではひとり暮らしをするという事も、ごく普通になっています。

今の日本ではまだ同性婚が認められていないため、多くのゲイがひとり暮らしをしています。
男女問わず、ひとり暮らしの場合はペットと暮らすことで日々の生活が楽しくなるとも言われています。

ゲイでパートナーがいてもいなくても、ひとり暮らしであれば、ペットと暮らす事で何より寂しさも紛れますし、ペットという新しい家族を迎えるという選択肢もあって良いのではないでしょうか。

もちろん、生き物のお世話をするので、生半可な気持ちで飼ってみよう、暮らしてみようと思うのはいけません。
ひとり暮らしのゲイにとってペットを飼うことは非常に大変なことではありますが、それを差し引いたとしても、余りある幸せを運んで来てくれるのがペットです。

筆者もかれこれ10年以上、ペットとの共同生活を続けていますが、本当に家族のような間柄だと思っています。
そこで今回は、「ゲイがペットを飼うべき5つの理由」をテーマにしてお届けしたいと思います。

最大の理由としては、何よりもまず「癒される」

ペットというのは、兎にも角にも可愛い存在です。
一般的にはペットと言うと犬や猫と暮らすという方が多いかもしれませんが、これに限った事ではありません。

犬や猫以外でも人気のペットとしては、うさぎやハムスターなどが挙げられます。
それ以外にも、金魚、亀などのほか、ヘビやカエルといった爬虫類を選ぶ人もいるなど、本当に様々な動物がペットとして飼われています。

誰しもペットを飼う時は、自分が好きな動物を選ぶはずですから、仮に周りから見て「えっ」と思われるペットであったとしても、飼い主にとっては最大級に癒してくれる存在であることは間違いありません。

ただ寝ている姿であっても、走り回っている姿であっても、すり寄ってくる姿であっても、そのどれをとっても愛おしい存在ですし、ただそこに存在してくれているだけでもハッピーな気持ちになります。

一言で言うなら、まさに癒しの存在です。

ペットでプラスのエネルギーを得られる

例えば、仕事が忙しすぎて疲れていたり、プライベートで嫌なことがあって落ち込んだりといった事は、日々の生活のなかでどうしても起こりえます。
そんな時でも、家に帰ってペットの顔を見るだけで不思議とそういったネガティブな感情・肉体的な疲労も軽減されていくものです。

これらは、動物が持っている「プラスのエネルギー」のおかげなのです。

アニマルセラピーという言葉をご存知でしょうか。
これは、動物と触れ合うことで精神的・肉体的な機能をアップさせ、生活の質を向上させる療法のことで、直訳すると動物介在療法となります。

実はこのアニマルセラピーというのは、子どもから高齢者と幅広い年代に施されています。
慢性的な疾患を持っている方や、精神や身体機能に障害のある方、終末期医療の患者さんにも有効な治療プログラムとして導入されているほどなのです。

それほど動物というのは、様々なパワーを人間に送ってくれる存在であり、なかでも癒しの効果というのはその最たるものではないでしょうか。

ペットがいることで、孤独を感じにくくなる

今では昔と違って様々なことが家にいるだけで出来るようになりました。

その影響もあってか、月曜日から金曜日までは会社に行くけど、終わった後はすぐ家に帰り、週末も家に閉じこもって過ごすという人が、昔に比べて多くなっていると言われています。

プチひきこもりなどとも呼ばれたりもしますが、もちろんこれが、本人にとって自宅で過ごす時間が充実していて、好きであり、それを楽しんでいるという事であれば何ら問題もなく素晴らしいことだと思います。

しかし、これが消極的な理由であると少し意味が変わってきます。
例えば、行きたい場所がないといった理由や、そもそも外に出るのが億劫だからといった理由など、消極的な要因だとしたら改善の余地があります。

また、孤独を感じているようであれば、自分以外の誰かとの接点や繋がりを持った方が良いかもしれませんし、そんなときにペットを飼うというのは非常に有効な手段なのです。

家に帰ると寂しいという人にもおすすめ

社交性も高く仕事帰りや週末にも外出して友人と遊ぶという人もいるかもしれません。
しかしながら、そういった人の中には、外で誰かと会っている時は楽しいけれど、家は1人で寂しくなってしまうと感じる人もいるかもしれません。

もしそうであれば、新しい家族を迎え入れるというのは、そんな家に1人でいるという孤独感を解消してくれるという点においては、まさに特効薬のように効き目抜群です。

なにしろ、ペットを飼えば自宅にいるときはずっとそばにいてくれる存在です。
帰宅するまで必ず留守番をしてくれますし、帰ってきた時には嬉しそうにしてくれ、一年中も離れることがないのですから、孤独を感じる暇なんてありません。

婚期が遅れるから適齢期の女性はペットを飼うべきではない、なんて言われたりした事もありますが、その真偽の程はさておき、それだけペットというのは大きな存在になりうるということは間違いないでしょう。

ただあまりに外出が多い人の場合は逆にペットが寂しすぎることになるので注意も必要ですね。

改めて、命の大切さに気付ける

ペットは野生で生息する動物と姿・形は同じであっても、その生活スタイルというのは全く異なります。
野生の動物のように自らご飯を得るといった事ができないため、基本的には飼い主がいないと生きていくことができません。

成人した方なら、もう親がそばにいなくても、他の人の助けがなかったとしても、ひとりで仕事をしてお金を得て、生きていくことに困ったりはしないかもしれませんが、ペットの場合はそういう訳にはいきません。

家族として迎え入れた瞬間から旅立つ瞬間まで、飼い主の庇護のもとに幸せな毎日を暮らすのがペットなのです。

語弊を恐れずにいうなら、ペットに対する生殺与奪権(生かしたり殺したり、与えたり奪ったりする権利)は飼い主に一任されるとも言え、そのペットがどういう一生を送るのかは飼い主次第になります。

だから、ペットに何を食べさせて、どのように扱って暮らしていくのか、病気や怪我になったときにどう対応するか、全てを決断して実行していかなくてはなりません。

そういう状況になったとき、飼う前には実感として湧かなかったかもしれない「命の大切さ」に気づくことができます。
命の大切さは飼っているペットに対してだけでなく自分自身、さらには世の中に存在する生きとし生けるものにまで感じるようになるかもしれません。

前向きに生きて行きやすく

特にゲイの場合、「どうせ…」といった言葉を口癖にしている方や、未来に諦めを持っている方が多くいます。
もちろんこれは社会的な要因など色々あってわからなくはないところもあるのですが、せっかくですから前向きに、そして楽しく生きて行きたいものです。

特にそういった自暴自棄とまではいかなくとも、悲観的に生きている方がペットを飼うことで、命の大切さ、そしてこのペットは自分がいなければ生きていけないといった事にも気付けます。

そんな気付きが得られるなんて素晴らしいことだと思いませんか。
そして命の大切さを痛感するのは、悲しいけれどもペットが旅立ったときに強く感じます。

ペットロスが社会問題になるほど、ペットに深い愛情を抱けば抱くほど、旅立たれた時は悲しい思いをしますが、それと同じくらい、生きていることの素晴らしさを実感しているかもしれません。

優しさに気付く

飼うペットによっては、しつけが必要だったり、生活習慣を学ばせなければいけない種類の動物がいます。
例えば、ペットの代表格でもある犬の場合、しっかりとしたしつけトレーニングが必要です。

しっかりとトレーニングをしなければ、決められたトイレでおしっこが出来なかったり、誰彼構わず吠えてしまったり、飼い主や他の人間やペットを噛んでしまう恐れがあります。

それでも根気強く訓練すれば素晴らしい子に成長してくれますし、犬の方からも生涯変わらない愛情を返してくれます。
そういうとき、飼い主は自分の心のなかにある優しさに気付くはずです。

忙しさに追われる日々の暮らしのなかでは、自分のなかにある優しさに気付く機会というのは想像以上に実は無かったりします。

ペットが病気になって看病しているときなどにも、そんな自分の優しさに気付いて「自分って結構いいやつなんじゃないか」なんて思えたとしたら、それはペットを飼っているからこそ感じられたのかもしれせんね。

自分の存在意義ができる

ゲイがペットを飼うべき理由のラストは、自分の存在意義ができるから。
ノンケと違って、日本のゲイには基本的に結婚という制度がなく、法的な家族を作るということがありませんし、子どもを授かることも特殊な事情や環境でない限りはまずありません。

そのため、ある程度の年齢を重ねると、なんとなく先の人生も見えてくると考える人も多いはずです。
さらに年月が過ぎていけば、親や親戚など近しい身内も旅立っていきます。

そうしたとき、誰も扶養することのないゲイのなかには「自分は何のために生きているのだろう」「このまま生きていって何になるんだろう」と存在意義や意欲を見失ってしまう人もいます。

もちろん、本来は生きているだけで素晴らしいことなのですが、特にゲイの場合は普段の日常生活からカミングアウトしてオープンにしていないとバレる事を恐れたりといったネガティブに考えやすくなりがちです。

そういう日常で、ふとした瞬間に意欲が無くなってしまうというのは十分にある話です。
しかしながら、ペットを飼うことで、ペットは前項でも述べた通り、あなたがいなければそもそも生きていくことはできないのです。

ペットを飼うということは、常に自分のことだけを考えておけば良かった日々から一転して、ペットのことを常に考えなくてはならない日々になるのです。
「自分がいないとこの子は生きていけない」と思えるとしたら、それはすでに存在意義を見つけ出せたということです。

この世にいる全ての人は、残念ながらいつか必ず旅立ちます。
生きている間に存在意義を見つけ出せたとしたら、本当に幸せな人生が待っていると思いませんか。

もちろん、ペットと暮らすのは良い面だけでなく本当に大変なこともたくさんあります。
ちょっとした旅行に行くのにもいろいろと準備が必要ですし、何より日常生活の出費もかさみます。

それでも、ペットを飼った経験のある人の多くが、ペットを飼わなければ良かったとは言いません。
多くの人が、ペットを飼って良かった。一緒に過ごせて幸せだったといったような言葉を残しているのです。

まとめ

これまで、ゲイがペットを飼うべき理由というテーマでお伝えしてきました。

伝えてきた5つの理由のうち、ひとつでも「あ、それ分かる」とか「そんなことがあるんだ」と思ったのなら、新たな家族としてペットを迎え入れることを考えてみるのもありかもしれませんね。

もちろん行き当たりばったりで飼う事はおすすめできませんし、飼うとなったら最後までしっかり面倒を見る責任が伴います。
生半可な気持ちで飼うことは許されませんが、それでもやはり、筆者としてはペットがいる生活というのは、自分自身が生きて行く上でこの上ない喜びを感じられます。

ペットを飼いたいと思った方が素晴らしいペットと出会えますように、そして今ペットを飼っている方がそのままペットと幸せな時を過ごせますように。

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この記事を書いた人

いなば

いなば
神奈川県生まれ。小学生の頃から何となくゲイだと気付き、中学高校と男子校で過ごすなかでセクシュアリティーを確信。大学在学中に母親へカミングアウト済み。
20歳で初めて自分以外のゲイと出会う。
相方の海外駐在に伴い、退職して赴任先へ付いていったことも。
生意気で向こう見ずなクソガキ時代から年齢を重ね、徐々に穏やかで楽天的な性格に。元新聞記者で現在はライター・カメラマン・インタビュアーとして活動する東京在住の40代ゲイ。

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