実は意外と相手を見つけるハードルも高い?
男女間とはちょっと違うゲイの恋の始め方について

  • 2019.08.14
  • 2019.08.19

恋愛・結婚

恋をしてますか?
老いも若きも男も女も恋をすると毎日が楽しくなると言われていますよね。

もちろんそれはゲイも同じ。
気がついたら誰かを好きになっていたとか、会った瞬間に一目惚れしてしまったという経験は誰もが持っているのではないでしょうか。

でも実際にゲイが恋愛を成就させ、お付き合いをスタートさせるのは簡単なことではありません。
そしてお付き合いを始めるよりも難しいのが、お別れをするとき。

そこで今回は「恋の始め方、別れ方」と題してお話ししようと思います。

ステップ1:好きになった人がゲイかどうか

ゲイが恋を実らせる上で、最も大切なポイントであり、最も高いハードルがあります。
それは好きになった相手がゲイであるかどうか、ということです。

男女間の恋愛であれば、世の中のおよそ9割の人間は異性に惹かれるので、相手が「男性を好きなのだろうか、それとも女性を好きなのだろうか?」と考えることはまずありません。

しかし、ゲイがパートナーを探す場合、相手がゲイでなければ恋人としてお付き合いできることはほぼありません。
どんなに仲良くなったとしても、親友もしくは家族に近い関係止まりで、人生を共にして家族を作る相手として見られることはないからです。

なので誰かを好きになったあなたがまずしなければならないのは、その人がゲイであるかどうかを知るということなのです。
もし、明らかにゲイでないと分かった場合は、ご縁がなかったと諦めるのが自分にとっても相手にとっても一番です。

多くのゲイは誰かと10分も一緒にいると、その人がゲイなのかどうか、たいてい見分けることができます。

実際には10分もかからないと思います。
ゲイである筆者も、その人がゲイなのかどうか、なんとなく分かります。

どうやって見分けるのかどうか、という話については、また今度改めてお話しさせていただきますね。

思い込むことは危険

ただし「恋は盲目」という言葉があることを忘れないでください。

どういうことか?
一般的には、好きになった相手を美化しすぎて欠点が見えなくなる、というような意味合いで使われますが、ここで言うのは自分の希望的観測から「相手をゲイだと思い込む」とか「ゲイに違いない」と勘違いしてしまうという大きな失敗のことです。

筆者は10代の頃、好きになったバイト先の先輩を勝手にゲイだと思い込んだ挙句、告白に踏み切った結果「なんだお前ホモかよ、気持ち悪りぃなあ」と言われ、思い切り玉砕したという苦い経験があるので、そのようなことのないよう気を付けましょう。

ステップ2:好きになった人に彼氏がいるかどうか

好きになった相手がゲイであることが分かった場合、どうしたら良いでしょうか。
いきなり告白するという手段もありますが、それはリスクも高いのでその前にあることを確認しましょう。

その人に彼氏がいるかどうか、もしくは好きな人がいるかどうかをチェックするということです。
彼氏がいるなら告白しても成功するとは思えないですし、同じように誰かに想いを寄せているのなら、気持ちを伝えるのは最善策ではないからです。

ではどうやってその人に彼氏がいるかどうか確かめるか。
好きになった人と自分に共通の知り合いがいるなら、その共通の知り合いに聞いてもらうことが可能ですし、間違いがありませんよね。

また、好きになった人が例えば9 monstersなどの出会い系アプリをやっていて、そのアカウントを知っているのなら、「友達」を募集しているのか「恋人」を探しているのか、はたまた誰も探していないで閲覧しているだけなのかも分かるのではないでしょうか。

他に確認する手段としては、ちょっとテクニックが必要かもしれませんが「◯◯さんの彼氏ってどんな人ですか?」と直接聞いてしまうやり方です。

彼氏がいる場合には「4歳年上で中野に住んでる人」などと答えてもらえるでしょうし、いない場合には「いないよ」という返事が来るでしょう。

この質問の良いところは「相手に彼氏がいる」という前提で聞いているので、いなかった場合でも相手を傷つけることがないという点です。
しかも、彼氏がいるのかどうかハッキリわかるのですから、直接話のできる間柄であるなら使ってみるのも一つの手ではないでしょうか。

ステップ3:好きになった人が彼氏を探しているか

ステップ1、ステップ2と順調に進んできてステップ3では、自分が好きになった人がそもそも彼氏を探しているのかどうかを確認しましょう。
誰もがいつでも恋人を探しているわけではありません。

すでにパートナーがいる人はもちろん、ひとつ前の恋が終わったばかりで「今は相手を探す時期ではない」と考えている人や「仕事に時間を費やしたいから恋人はもう少し後でいいや」と思っている人など、様々なスタンスの人がいるからです。

先ほどのステップ2のときと同じように、共通の知り合いやアプリ、もしくは直接聞き出す方法で、好きになった人が彼氏を求めているかどうかもチェックしてみましょう。

その人が彼氏を探していると分かったら、いよいよ行動を開始するときです。

ステップ4:お茶や食事、飲みに誘ってみる

これまでのステップで、好きなになった人が彼氏のいないフリーの状態のゲイで、なおかつパートナーを探しているということが分かったら、いよいよ次の段階。

自分から勇気を持って行動に移すのです。
しかしながら、唐突に「デートしませんか?」というような内容のお誘いはできれば避けた方が良いかもしれません。

相手が構えてしまうからです。
職場の同僚やサークルの仲間であるなら、仕事終わりやイベント終わりなどに頃合いを見計らって「食事でも行きますか?」と声をかけてみるのも良いかもしれません。

またゲイのアプリで知り合ったら相手なら「今度よかったら実際に会ってみませんか?」などと誘ってみてはいかがでしょうか。

ポイントは気軽にさりげなくです。
相手が断りづらくなるような聞き方ではなく、もし断られても「はい、また今度行きましょう」くらいの感じが良いと思います。

脈ありか脈無しかの見極め

3回誘って3回断られたとしたら、それは脈なしということだと思った方が良いです。

もちろん、本当に3回とも都合が悪いだけという可能性もあります。
しかし、相手から「◯◯日なら空いてるよ」とか「◯◯日はどう」などの代替案の提案がなかったとしたら、諦めて別の相手を探した方が良いかもしれません。

恋のはじめ方についてこれまで4つのステップをお話ししましたが、ここにたどり着くまでで結構長い道のりだったりしますよね。

相手がゲイなのかどうか確認するところから始まり、彼氏がいるかどうか、フリーならパートナーを探しているのかどうかをチェックするというのは、すでに知り合いである人であっても結構難しいものです。

好きになった相手がゲイでなかったり、やっとゲイの好きな人を見つけても相手がいたりと何度も同じようなシーンに直面すると、もう一人でいいか…と諦めてしまう事もあります。

真面目な紹介サービスの利用も検討してみる

そんなうまくいかないようなときに、検討をしてみて欲しいのが当サービス「リザライ」のようなマッチング系のサービスです。

こういったサービスに登録されている会員様はゲイであり、特定のパートナーがおらず、相手を探しており、なおかつ身元のはっきりとした方で、真面目にライフパートナーを求めています。

ということはすでにこの4つのステップを一気にワープしたところから、恋を始められる可能性があるということです。
もちろんマッチングからスタートするので、すぐに自分が好きになるような相手と出会うというのは難しいかもしれません。

それでも真剣に誰かを幸せにしたい、誰かと幸せになりたい、と考えているゲイが集まっているので、やみくもにアプリなどでタイプの相手を探すより、最終的に素晴らしい人と出会える可能性は高いのではないでしょうか。

ステップ5:二人で会うことを重ね、お互いを知る

二人で会うところまで漕ぎ着けたなら、あとはお互いを少しずつ知り合って、パートナーとしての関係を築いていけるのかどうか判断するのが良いのではないでしょうか。

はじめはどこか取り繕ったような自分しか見せられなくても、出会いを重ねるうちに自然と素の自分が出せるようになりますし、相手のナチュラルな部分も見えてくると思います。

その段階で、お付き合いをしてみようという結論に至ったら、本当に恋が始まるのだと筆者は思います。
急ぎ過ぎても良くないですし、時間をかけすぎてもトキを逃してしまうと思います。

あくまで自分たちのタイミングで恋がスタートするのがベストではないでしょうか。
あなたにとって素敵なライフパートナーと出会える日が来ることを心から願っています。

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この記事を書いた人

いなば

いなば
神奈川県生まれ。小学生の頃から何となくゲイだと気付き、中学高校と男子校で過ごすなかでセクシュアリティーを確信。大学在学中に母親へカミングアウト済み。
20歳で初めて自分以外のゲイと出会う。
相方の海外駐在に伴い、退職して赴任先へ付いていったことも。
生意気で向こう見ずなクソガキ時代から年齢を重ね、徐々に穏やかで楽天的な性格に。元新聞記者で現在はライター・カメラマン・インタビュアーとして活動する東京在住の40代ゲイ。

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