初めてのデートはついテンションも上がりがち。
そんなゲイの初デートで気をつけるべきポイント

  • 2019.11.14

恋愛・結婚

知り合った相手と初めてのデート、数日前から「どこに行こう」「何をしよう」とワクワクして心が高ぶってしまいますよね。
同時に「初デートで失敗したらどうしよう」「もし嫌われてしまったらどうしよう」と不安を感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

初デートのポイントを一言で言うなら「無理をし過ぎないで、自分らしくいる」ことです。
頑張りすぎて良くも悪くも別の人を演じてしまうと、二回目のデート以降も自分で作り上げた「別の人」を演じ続けることになって疲れてしまいますし、何より相手に本来の自分を知ってもらえるチャンスを逃すことになります。

今回はそんな失敗を犯さないように気をつけつつ、初めてのデートで頭に入れておいたほうが良いポイントについてお伝えしようと思います。

ポイント1. 服装や身だしなみ

まず家を出る前に気をつけるポイントは当然、服装や身だしなみです。
寝癖がついたままの頭だったり、目やにがついたままだったり、歯を磨いてなかったりという状態で出かけるのは、デート相手に不快感を与えてしまうので論外。

きちんとシャワーを浴びて心も体もスッキリさせましょう。
服装は清潔感のある服装がベストですが、自分らしい格好であれば良いと思います。

デートのために気張ってわざわざ新しい服を買う人もいますが、当日合わせてみると思っていた印象と違っていたり、全体のバランスが悪かったりということもあります。

普段から着慣れているアイテムで良いのではないでしょうか。
初めてのデートであまりにもオシャレ過ぎたり奇抜だったりというのは、相手に引かれてしまう可能性もありますので避けましょう。

アクセサリーが好きなゲイも割と多いですが、ピアスにネックレス、リング、ブレスレットなど全身に付けてしまうと、そこばかりが悪目立ちしてしまうので、ひとつかふたつに留めてとどめておきましょう。

フレグランスやトワレ、コロンなどの香水をつけるかどうか迷う人もいますが、普段から使っていないのであれば、わざわざデートのために買う必要はないと思います。

口臭

口臭にも要注意です。
どんなイケメンでも口が臭かったら嫌われます・・・

口臭でやっかいなのが、自分のニオイが自分ではわからないことです。
これは、自宅のニオイが自分ではわからないのと同じで、人は慣れたニオイには気づきにくいものです。

自分の口臭を確認してこまめにケアしましょう。
清潔感にも繋がるので特に気を使いたいですね。

ポイント2. 遅刻

これは絶対に守ってもらいたいポイントです。
仕事に限らず初めてのデートでも遅刻はダメです。

待たせる相手を不安にさせてしまいますし、「この人は僕のことがそんなに重要ではないのだろうか」と勘ぐられてしまう恐れがあります。
どんなに素敵な人であっても、初めてのデートでの遅刻は相手に悪い印象しか与えません。

待ち合わせが初めて行く場所であれば、現地に着いてから少し迷ってしまうことが想定されますし、電車やバスなどの公共交通機関が遅延する可能性もあるので、時間には余裕を持って出かけましょう。

万が一、遅刻してしまいそうなときは、遅れると分かった時点で速やかに相手に連絡しましょう。

待ち合わせの時刻ギリギリになってから伝えるのは、相手に対して誠実ではありません。
その際には、謝罪の言葉とともに遅れる理由とどれくらい遅れるのかを伝えることも忘れずに。

例えば「いま自宅から最寄りの◯◯駅に着いたのですが◯◯線が事故で遅延しています。復旧には◯◯分ほどかかるようですので、待ち合わせ場所の◯◯に着くのは◯◯時頃になってしまうと思います。」といった具合です。

より詳しく状況を伝えることで、相手はその場所で待ち続けるのか、もしくは近くのカフェなどでお茶するなどして待つべきなのかを判断しやすくなるからです。

遅刻されたときは・・・

こちらが遅刻しないように配慮したにも関わらず、相手のほうが遅れてくるかもしれません。
待たされることは不快ですし、人間ですからイライラしてしまうのは仕方ありませんが、あかさまに態度に出さないように心がけましょう。

遅刻するにはなんらかの理由があるはずですし、相手はあなたを待たせてしまうことに負い目を感じていると思います。
理由も聞かず負の感情を相手にぶつけてしまうのは、その日のデートを楽しみたいと考えているなら得策ではありません。

「なんで遅れたの?」と問い詰めるようなことはしないで、「大丈夫?何かあったの?」と聞くくらいの心配りができるようならベストです。
その一言で相手の不安感や申し訳ないという気持ちも一掃されますし、あなたに対する評価も高まるのではないでしょうか。

ポイント3. 食事

初デート、食事に行ったら幻滅された・・・なんてことは以外にありえることです。
個人的な印象になるかもしれませんが、ゲイの人は咀嚼音に敏感な気がします。

クチャクチャと音を立てて食事をすることは思った以上に嫌われます。
人に言われないと気がつかないこともありますので、食事の時に自分の立てる音に気をつけて見てください。

もし音が立っていたら少し気をつけるだけで直ります。
気をつけましょう!

ポイント4. 自分のことばかり話さない

お互いのことをまだあまり知らない初デートでは、あれやこれやと話が弾むことでしょう。
自分がどんな人間なのかを相手に知ってもらいたいという気持ちも強いと思います。

しかし、自分のことばかりを話し続けるのは避けましょう。
「自己主張が強い人」「自分のことにしか興味のない人」という印象を持たれてしまうかもしれません。

相手が聞き上手だったら、ついつい饒舌になってしまうかもしれませんが、自分のことを話したら、同じように相手にも質問してみるのが良いと思います。
「会話はキャッチボール」という言葉があるように、交互に話すと円滑なコミュニケーションを図ることができるのではないでしょうか。

根掘り葉掘り聞かない

自分のことを一方的に話し続けるのと同じように、相手のことを知りたいがあまり、根掘り葉掘り聞いてしまうことも避けましょう。

はじめのうちは「興味を持ってくれて嬉しい」と思ってもらえるかもしれません。
しかし、職歴や学歴、家族、これまでの恋愛経験、収入などプライベートな内容を突っ込んで聞きすぎると、人によっては「初めてのデートなのに、なんて失礼な人なんだろう」と嫌悪感を覚えるかもしれません。

相手があまり答えたくないのかもしれないなと感じたら、すぐに話題を変えましょう。

ネガティブな話題

初めてのデートでは、ネガティブな話題は極力避けるべきです。
自分の失敗談を面白おかしく伝えるのはアリですが、誰かの悪口や批判、嫌な思いをしたことを延々と話し続けるのは絶対にNG。

そんな話は誰も楽しくないですし、なにより自分の評価を下げてしまいます。
沈黙を恐れて会話を続けようと試みるのはわかりますが、周囲の人をいじったり、嘲笑したりするような話も避けたほうが良いでしょう。

ポイント5. スマホや携帯ばかりいじらない

デート中は、スマホや携帯はマナーモードにしておきましょう。
最もいけないのは、食事やお茶をしているとき、テーブルの上にスマホを置いてSNSやメッセージを頻繁にチェックするような行為です。

相手を目の前にしてこのような行動をとるのはマナー違反。
何か重要な要件の連絡が来ると分かっているときなどは、前もってそのことを伝えておくと、相手に不快な思いをさせるのを避けられます。

ポイント6. お会計

初めてのデートで奢ってもらうのはお勧めしません。
逆に自分から「奢りますよ」と言うのも初めてのデートではあまり適切とは言えないと思います。

お互いに収入のある大人同士のデートであれば、自分の食べたものを自分で払うのは当たり前のことです。
自分と相手の年齢に関係なく、お会計は基本的に割り勘にしましょう。

それに、奢ってもらったことで相手に対して「申し訳ないな」という気持ちが芽生えてしまいますし、逆に奢った場合も相手は同じように感じてしまうでしょう。
初めてのデートはなるべくそういった感情はお互い持たずに過ごしたいものです。

ですから、相手から「奢るよ」と言われても、一度は「割り勘にしませんか?」と提案するのが良いと思います。
それでももし奢ってもらう流れになってしまったら、お茶やデザートは自分が払うなどの心配りをしてみてはいかがでしょうか。

ここまで、初めてのデートで気をつけることについてお伝えしてきましたが、基本的なマナーを心得つつ、自分らしくいるというのが最も大切なことではないでしょうか。

自然体でいることで、相手もリラックスして素を出せると思いますし、そうすることがお互いに良好な関係を築いていく上で大切なポイントであるとも言えます。

なかなか初めてのデートでは難しいかもしれませんが、、楽しい時間を過ごせますように。

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この記事を書いた人

いなば

いなば
神奈川県生まれ。小学生の頃から何となくゲイだと気付き、中学高校と男子校で過ごすなかでセクシュアリティーを確信。大学在学中に母親へカミングアウト済み。
20歳で初めて自分以外のゲイと出会う。
相方の海外駐在に伴い、退職して赴任先へ付いていったことも。
生意気で向こう見ずなクソガキ時代から年齢を重ね、徐々に穏やかで楽天的な性格に。元新聞記者で現在はライター・カメラマン・インタビュアーとして活動する東京在住の40代ゲイ。

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