ゲイの婚活サービスについて
利用者の年代やサービス利用時の注意点

  • 2022.09.21

恋愛・結婚

ゲイ同士でも世代を超えたカップルが価値観を共有する時代になってきました。
今回はゲイ婚活サービス利用者の年齢層をチェックしていきながら、出会いのコツ、注意点を解説していきたいと思います。

ゲイ婚活利用者の年齢層と出会いの可能性

「もうカジュアルな恋愛はしたくない」「長い目線で将来を考えられるお付き合いをしたい」そんな真剣な恋愛構築を希望するゲイ男性が増えてきています。

お見合いは男女がするものという固定概念は過去のものとなり、男性同士、女性同士がお見合いを通して出会う婚活サービスが人気を博しています。

しかしそれでもまだゲイ男性のお見合いが未知過ぎて興味はあれど登録にまで至らない、いわゆる潜在会員が多いと言われています。彼らの心の声を代弁すると「同性結婚ができないのにお見合い?」「年齢的に大丈夫?」そんな疑問や心配に支配されているようです。

今回はその中でもゲイ婚活サイト利用者の年齢層とそのマッチングについて考察していきます。

ゲイ婚活サービス利用は登録者の年齢がキーポイント

オンラインを抜け出し、そこに広がるリアルで真面目な出会い。
希望に沿った男性とのお見合いを通じて互いを知り合い、そしてそこから交際をスタートさせていく。

結婚を望む男女と同様の婚活サービスは、ゲイ男性の間でも大きな存在感を放っています。
しかし実際に登録となると、二の足を踏んでしまう方は少なくありません。

その理由として年齢がネックになる場合があり「今更婚活サービスを利用してもなあ」とネガティブに捉えてしまう男性は多いようです。

ここではまずゲイ婚活サイト利用者の年齢層についてを解説していくので、サービス利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

20代前半から50代まで幅広い会員層

ゲイ婚活サービスについてしばしば聞かれる会員の年齢層ですが、意外に幅広く20代から50代まで様々な年齢の男性登録者がいます。これはストレートの男女が集う結婚紹介所と同じ傾向と言えますね。

同じ出会いの場であるゲイアプリや掲示板では若年層も目立ちますが、将来を見据えた出会いの場になるゲイ婚活サービスの場合は、利用登録者の平均年齢がアプリ等よりも若干高くなる傾向があります。

同性結婚の法整備ができていない日本ではゲイの婚活サービスが社会に根付いているとはまだまだ言えませんが、徐々にその会員数は伸びてきています。

一方で利用登録には年齢がネックになると感じる方も多いようです。

しかしながら実際に蓋を開けてみると、利用者の年齢も大きな偏りは見せておらず、「出会いを期待するには年を重ね過ぎたかも」という不安を持つことなく利用することが可能です。

年齢層が高くなる理由

前項で触れたようにリザライを含むゲイ向け恋活・婚活サイトは一般的な出会いの場よりも若干利用者の年齢層が高くなります。その理由について、ここで考察してみましょう。

  1. ゲイへの認知が低く閉鎖的な環境で年齢を重ねてきてしまった
  2. 恋愛以上のパートナーシップ関係などを望んでいる
  3. 優良サービスなので本気の男性しか登録しない
  4. 周りの既婚率や親の介護などで恋愛観が変わってきた

ゲイの恋愛イコール線香花火のような短命がほとんど、アバンチュールな関係で終わるのが当たり前。そんな今までのゲイの恋愛あるあるは時と共に進化し、ゲイ男性を取り巻く恋愛環境そして価値観も大きく変わってきています。

だからこそより本気の出会いを望む方は婚活サービスを利用するわけです。

勿論恋愛に対するスタンスは十人十色ではありますが、出会いの目的が明確になっていること、有料サービスなのでいたずら目的の会員が排除されることで、より大人の関係性を築いていけます。

これはカジュアルなゲイアプリや掲示板ではなかなか実現が難しいのは明白です。
それぞれの出会い方にはメリット、デメリットがありますが、希望する出会いの特徴を踏まえた上で自分の目的に合致する出会いの場を取捨選択していくことが大切になります。

年齢に合わせたゲイ恋活・婚活をする上での注意点

幅広い年齢層の男性が登録しているゲイ婚活サービスですが、ここでは婚活をする上で覚えておきたいポイントを解説します。

年を重ねると出会いの可能性が少なくなるという男女カップルの恋愛真理は婚活ゲイにも当てはまるのでしょうか?

年齢が高くなると選択肢が狭まる

ゲイ男性の好みはストレートカップルよりも細分化されています。皆さんもご存知の通り、

  • イモ系
  • イカニモ系
  • 外専
  • 老け専
  • ジャニ系
  • デブ専
  • スーツ専

挙げればきりがないですが、容姿や体型、年齢によって様々な好みの対象が存在していますよね。

つまりどんなタイプ、年齢でも需要はあるわけです。
しかしながら、やはり年齢が上がるにつれてマッチングの可能性は少しづつ低下します。

勿論年齢を感じさせない若々しさ経済力、このようなピンポイント要素は男性の魅力を底上げするStrong Pointになりますが、一般的な傾向として50代以上の男性のマッチング率は低くなる傾向があります。

女性のように結婚や出産が恋愛の延長線上に付随しないからこそ、様々なスペック、年齢のゲイ男性にチャンスがあります。しかし年齢が高くなり過ぎると、マッチングの可能性が狭まるというリアルも頭の片隅に入れておきましょう。

価値観の合致が何よりも大切

リザライの利用登録者についても年齢層や居住地は幅広く、遠距離での恋愛を育んでいる方もいれば、親への紹介を前提として交際しているカップルもいます。

年齢が出会いのチャンスを抑止することも考えられますが、婚活業者を利用する上で最も危惧するべきことは年齢ではなく価値観の共有です。

彼氏探しとなると、ルックスや身長、仕事に趣味など様々な条件を相手に求めてしまいがちですが、交際をする上で外せない価値観を1〜2つだけ選ぶことが大切。

例えば喫煙者はNG、休みの日が同じ、将来養子縁組やパートナーシップ締結を考えている、などです。それぞれの恋愛スタンスが曖昧なままお見合いをしてもマッチング率は高くなりませんし、価値観の違いが二人の関係性にヒビを生むことも十分考えられます。

年齢によっても人生感、恋愛に対する考え方は随分異なるものです。
年齢の壁を気にするのではなく、まずは自分が譲れない項目や条件に優先順位を付けることから始めるべきでしょう。

求める男性像が定まることで年齢によらない出会いが期待でき、そして将来を見据えた信頼関係が二人の間に生まれることでしょう。

まとめ

日本人男性の場合、他国と比べても年齢に縛られ、自分で自分の首を絞めてしまう方は少なくありません。

男性ゲイにとっても同様で、仕事一本で頑張ってきたから、または今まで遊んできたから、今更真剣な出会いをお見合いで求めても…、とネガティブな思考に支配されてしまうのです。

年齢が上がるにつれ出会いの可能性は確かに少しづつ低下しますが、実際婚活サイトではルックスや年齢だけでは判断できない内面を評価した出会いが基本になります。

リザライを筆頭にしたゲイ婚活サービスでは、限局した年齢の利用者によらない幅広い会員数を誇っているので、自分の年齢を過度に気にする必要はありません。

まずは自分を卑下せずに出会う為にできる行動をする、そして相手に求める理想像に優先順位を付けて価値観というアンテナを大切にしていきましょう。

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この記事を書いた人

橋本ウサ太郎

橋本ウサ太郎
新宿二丁目の元バーマネジャー、海外放浪の末、年下スペイン人男性と同性婚。
スペインの田舎町で悶々とした日々を送りながら平和に暮らすゲイ。
アメリカでの代理母出産により二人パパになる予定の三十路ライター。
好きな言葉は、「ペンは剣よりも強し」。

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