辞めたくて辞められない悩みも多い?
ゲイの婚活を始める前に発展場通いを辞めるには

  • 2021.10.31
  • 2021.11.25

恋愛・結婚

真剣な彼氏との付き合いや出会いに悩むゲイ男性が、しばし陥るのが発展場通いが抜けないという悩み。
小さなことと思われがちですが、実はその悩みは気が遠くなるほどの自分との戦いであることも事実です。

今回はあくまでも真剣に、発展場卒業を目指す方法を考えてみたいと思います。

発展場卒業をするメリットをイメージすることから始めよう

卑猥で不道徳な印象しかない発展場ですが、肩身が狭い思いをしてきたゲイ男性にとって安心して自己を解放できる場として根付いてきました。
50年代に遡る発展場の歴史の中で、アプリや掲示板の登場にも埋もれずに存在し続けたのには理由があるのです。

拠り所としての中毒性、そして匿名性の高さなどです。
そんな特異性が真剣な出会いを望む男性の呪縛になるわけですが、ここでは発展場断ちに必要なステップを一緒に考えていきましょう。

悩み始めた時が区切りを付けるタイムライン

学校や職場を卒業するように、時が発展場利用の悪習を解決してくれるわけではありません。
一つの出会いの場という文化的に根付いてしまった場は、たばこやコーヒー、アルコールなどと同じくある種の中毒性があります。

しかし新しいパートナーと幸せになりたいから、このままでは真剣な交際ができないからと、その利用にブレーキをかけようとする瞬間は度々訪れるはず。
難しいことではなく、その一瞬の意識の変化を利用することが自分を変える為の手段になっていくのです。

虚無感を卒業の時と捉えるべき

若気の至りで少し遊ぶつもりで始めてしまった発展場通いが抜けずに30代、40代、そして50代に突入してしまったという方も。
その原因は習慣化してしまっていることが問題点になってきます。例えばSNS中毒だとか、ついつい動画三昧の週末を過ごしてしまうことに似ていますね。

しかしながらきっと誰でも「このままじゃダメだ!」と思う瞬間が訪れ、前述の通りそれが悪習と距離を置く為のチャンスになるわけです。
発展場を利用していて色々と衰えを感じる場面が増えたり、相手にされないことが多くなったりそろそろ真剣な出会いで幸せを感じたいと思ったりなど、きっとそんな要因が殆どでしょう。

まずはその感情を芋づる式に洗い出し、発展場通いを卒業することで考えられるメリットを頭ではなく紙に書き出してみるといいでしょう。

  • STDの感染の心配がなくなる
  • お金を他のことに使える
  • 他の趣味や出会いに繋げるきっかけになる

そのメリットこそ人によって幅が出てくると思いますが、新しい習慣や趣味、出会いに繋がり、そして健康な日々が送れてその分の出費が減ると考えると、難しい発展断ちも現実味を帯びてくるはずです。

いきなり辞められると考えない

それでも今まで続けてきた習慣やスリルなどは心身ともに身についてしまっているもの。
意識で望んでいても、なかなか行動に映せないこともあります。

基本的には長期スパンの計画で発展場通い断ちを実践していくことが大切です。
まずは頻度を減らすことから初めてみましょう。

身体を動かすことが良い方向に進む例は非常に多いので、同時にジムなどで汗を流すのもオススメです。
例えば単語を毎日50個覚えると決めると数日で断念してしまうものですので、あくまで自分のペースやストレス具合に合わせ、距離を置いてみることが大切です。

勉強会やセラピストを利用しよう

意中の相手がいるのに、または心機一転婚活をしたいと思っているのに、なかなか結果が出てこない場合はどうするべきか。
そんな場合はクリニックや自助団体におけるセラピーや勉強会を受けることも一手です。

ちょっと大げさかも……と思われる方も多いと思いますが、発展場通いは中毒性が高い為、話し合いを通じて解決する選択肢をとることは有益です。
LGBTQ当事者が運営する、性依存症やHIV感染症などに対しての情報交換、座談会などに参加することも有意義な時間になるはず。

勿論セラピーやコミュニティーに参加しても、辞めるきっかけを肉付けする手段になるだけで、あくまで自分の強い意思は必要です。

しかし未来に出会うであろう彼氏の為にも、不健全な性的衝動や場に身を任せることがいかに両者の関係に悪影響を及ぼすかを考えれば、一歩踏み出す勇気はもはや必然なのかもしれません。

発展場卒業が難しい理由とは

なかなか実行が結果に結びつかないことも多いのですが、ここではなぜ発展場という存在と距離を置くことが難しいのかを考察していきたいと思います。

どんな年齢や容姿でも需要がある

ゲイは男女カップルよりも、好みの幅が細かいことは皆さんもご存知だと思います。
少し例を挙げてみましょう。

  • 外専
  • ジャニ専
  • スリキン
  • ポッチャリ
  • イカニモ系
  • 老け専
  • ダレ専

挙げればキリがないくらいのタイプに枝分かれしているのが分かりますね。これが難しいのです。

つまり発展場においても、どんな世代やルックスとて需要がないということがない、ということ。
年齢を重ねて中年になっても、中年以降の男性に魅力を感じる男性も多く、出会いの確率は少なくなってもそれなりに楽しめてしまうこと。

これが発展場における自分の価値を確立してしまい、なかなか抜け出せない要因の一つになっているのです。

即効性がある関係力に魅力を感じてしまう

ゲイの出会いは時代に合わせて形を変えてきました。
例えばゲイバーが唯一の同士が揃う場だったという時代もあれば、徐々に掲示板やアプリなどが進化し、近頃はよりカジュアルに気負わず出会えるようになってきました。

しかし発展場という存在はその中でも異質で、割り切った関係を即日で楽しめ、様々な男性との出会いで目の保養ができるアダルトな男性の社交の場としても機能してしまっている為、飽きがこないのでしょう。

そこから真剣な出会いに発達する可能性は少なくても、アプリのような文字や写真のやり取りがなく出会える即効性が、一つのゲイ文化として令和の今でも根付いているのです。

まとめ

まず、真剣な出会いを求めるには、自分軸での身勝手な振舞いや行動は慎むべきです。
自分一人ではできない恋愛だからこそ、相手を傷つけかねない行為、今回お話ししている発展場通いや浮気性は、意識をした時に改善していく努力をしなければなりません。

習慣として訪れていた場に決別をすることは容易なことではありませんが、発展場断ちをすることで発生する有意義なことをまずは具象化し、自分のペースに合わせて少しずつ足を運ぶ頻度を少なくしていきましょう。

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この記事を書いた人

橋本ウサ太郎

橋本ウサ太郎
新宿二丁目の元バーマネジャー、海外放浪の末、年下スペイン人男性と同性婚。
スペインの田舎町で悶々とした日々を送りながら平和に暮らすゲイ。
アメリカでの代理母出産により二人パパになる予定の三十路ライター。
好きな言葉は、「ペンは剣よりも強し」。

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