実は多い?少ない?恋愛の揉め事や浮気。
ゲイカップルにありがちな恋愛トラブル事情について

  • 2019.09.25

恋愛・結婚

付き合い始めはラブラブで幸せいっぱいのゲイカップルでも、少しずつお互いのことがわかるにつれて起きてしまうのがトラブル。
どんなカップルでも一度や二度は大きなトラブルが起きて、喧嘩をしたり距離を置いたりしてしまうことがあるのではないでしょうか。

ゲイカップルにありがちな恋愛トラブルとはどんなものでしょか。
価値観や年齢、金銭感覚の差に起因するものから、生活習慣の違いによるものまで、男女間でも起こりがちなトラブルが実はゲイカップルにも起きているのをご存知ですか。

今回はそのなかでも「浮気」についてお伝えしようと思います。

最も多い恋愛トラブルは何と言っても浮気

ゲイカップルで最も多い恋愛トラブルは男女のカップルと同じで、何と言っても浮気です。
そもそも浮気とはどんなことを指すのでしょうか。

三省堂大辞林第3版によると、

  1. ひとつのことに集中できなくて、興味の対象が次々に変わること
  2. 異性から異性へと心を移すこと
  3. 妻や夫など定まった人がいながら他の異性と情を通ずること
  4. 陽気で華やかなこと

と定義されています。

大辞林ではLGBTのことを加味した内容になっていないようですが、それはひとまず置いておき、浮気というのは決まった相手がいながら別の人間に気持ちを寄せたり、実際に行動を起こしたりすることと考えて良いと思います。

最近では、専門の浮気調査を行う探偵社もあるほど、ゲイの世界では浮気をする人が多いと言われています。

浮気をしてしまうのはゲイには結婚がないから?

不倫やダブル不倫は相手の信頼を裏切る行為であり「絶対にしてはいけない」というのが世の中の多くの方の意見ではないでしょうか。
実際に不倫が発覚した有名人といえば、その後の活動に大きな支障をきたすことになった芸能人や社会的信用を失った政治家のケースなど枚挙に暇がありません。

では、ゲイの場合はどうでしょうか。
とあるネットの調査では、浮気を容認している割合が、同性愛者では5割を超えているという結果が出ていたりします。

なぜ、男女間のカップルと比べて、ゲイには浮気を容認する割合が高いと言われているのでしょうか。
それはゲイカップルには結婚というゴール(実際にはスタートですが)がないから、というのが有力な説です。

紙切れ一枚と言われたりもしますが、やはり法的に認められた関係性を築くことのできる男女のカップルと比べ、同性パートナーシップ証明制度などの制度が整備されつつあると言っても、男女間と同等の婚姻関係を結ぶことのできないのがゲイカップル。

ということは、付き合うハードルが下がるのと同時に、別れることや浮気することに対しても婚姻関係を結んだ夫婦と比べて罪悪感が少ないという見方もあります。

別の言い方をするなら、将来像をイメージできないゲイカップルが多いというのも事実なのかもしれません。

カラダの浮気を容認する人も一定数存在する

ゲイに浮気が多い別の要因としては「カラダの浮気は浮気ではない」と考える人が一定数いるということが挙げられます。

これはもしかしたら「夫が風俗などのプロの女性に相手してもらうのであれば、積極的に賛成はできないけど、必要悪なのかもしれない」と考える妻と同じような考え方かもしれません。

体の相性があまり良くないゲイカップルや、長年の付き合いで性的なつながりがなくなってしまったゲイカップルには「オープンリレーションシップ」と言って、付き合っている相手が他の男性と性的な関係を結ぶことを容認するケースもあります。

なかには「ゲイ同士のセックスでは絶対に子どもができないから、安心して他の男性と楽しむことができるし、それが今付き合っている相手との関係性を長続きさせるのに役立っている」という人もいます。

好きという気持ちは付き合っている相手に向いており、別の誰かを好きになるわけではないので「そもそもオープンリレーションシップは浮気ではない」という考え方の持ち主もいるようです。

浮気をするのは本能プラス自己承認欲求?

人間の三大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲と言われています。
このうち食欲と睡眠欲は自分一人で満たすことができますが、性欲に関しては相手がいないと満たすことができないと考える人もいます。

もちろん性的に満たされていないすべてのゲイが浮気をするわけではありませんが、性欲が人間の基本的な欲求であることも大きく関係しているのではないでしょうか。

一方、浮気をすることで自分という人間を保っている人もいます。
どういうことでしょうか。

ゲイの世界では、男女間の恋愛と異なり、お金をたくさん持っているゲイがモテるとは限りません。
というのも多くのゲイは一般社会では男としてバリバリ仕事をこなす一方で、妻や子どもなど扶養すべき家族もいないので、金銭的に困っていないことが多いからです。

では、どういうゲイがモテるのかというと、よく言われるのが短髪でマッチョ、かつヒゲが似合う人、というのが定番ですが、ゲイの好みは十人十色。

「(新宿)二丁目にゴミはない」という言葉があるほど、どんなゲイでも需要があると言われているのです。

モテることはそんなに難しいことではないですし、浮気相手を探すことはいとも簡単なので、自己承認欲求を満たしてくれる「モテる自分」を味わうことで、普段の日常生活とのバランスを保っているゲイもいるようです。

男同士だから友達と恋人の区別が付きづらい?

ゲイに浮気が多いのは「同性同士なので、男二人でいても友達と言い張れば、浮気していることがばれないから」という意見もあります。

たしかに、男性が付き合っている彼女とは別の女性と手をつないで歩いていたら浮気と疑われます。
しかしながら、ゲイの場合は別の男性と肩を組んでいたとしても「なかの良い友達だから」と言われてしまえば、その場ですぐに浮気と断定することはできません。

この辺りは、まさにゲイカップルならではの恋愛トラブルといえるのではないでしょうか。
ありがちなのが、複数のゲイカップルが集まるようなホームパーティーなどで、今付き合っているカップルの元彼同士が今は付き合っているとか、同じサークルやグループのなかでも元彼が重複するといったケース。

このような場合、いちゃいちゃしていると浮気なのか友達同士としてなのか判別しにくかったりするのです。
彼氏に誤解されるような行動は慎みたいものですね。

浮気をしない人はいるのか?

さて、ゲイに浮気が多いと言われること、なぜ浮気をしてしまうかなどについてお伝えしてきましたが、真剣に恋をしたいと思うあなたは「じゃあ浮気をしないゲイはいるの?」という疑問を持たれるのではないでしょうか。

当たり前ですが、もちろん浮気をしないゲイもいます。
浮気をしない理由はそれぞれです。

  • 付き合っている相手を大切にしたいから
  • 自分自身に嘘をつきたくないから
  • 自分がされたら嫌なことはしたくないから

などです。
別の理由もあります。

それは病気になりたくないから、というもの。
不特定多数の人間との性交渉は、性感染症やHIV/AIDSに感染するリスクを高めてしまうと言われています。

そして仮に浮気相手からそうした病気をもらったとして、最悪の場合、付き合っている相手に感染してしまう可能性もあるのです。

浮気心が芽生えるのと行動に移すのは別

今回は浮気についてお伝えしてきましたが、浮気心はどんなゲイにも芽生える可能性があります。

でも、実際に行動に移すかどうかはあなた次第。
浮気がバレてしまうのかどうか、付き合っている相手を悲しませてしまうかどうか、それは誰にもわかりませんが、大切なものを失ってしまうリスクがあることは間違いのない事実。

自分の言動が引き起こす結果をしっかりと考えた上で行動したいものですね。

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この記事を書いた人

いなば

いなば
神奈川県生まれ。小学生の頃から何となくゲイだと気付き、中学高校と男子校で過ごすなかでセクシュアリティーを確信。大学在学中に母親へカミングアウト済み。
20歳で初めて自分以外のゲイと出会う。
相方の海外駐在に伴い、退職して赴任先へ付いていったことも。
生意気で向こう見ずなクソガキ時代から年齢を重ね、徐々に穏やかで楽天的な性格に。元新聞記者で現在はライター・カメラマン・インタビュアーとして活動する東京在住の40代ゲイ。

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