年下が大好きという方に知っておいて欲しい
年下男子と付き合う上で気を付けたい5つのこと

  • 2020.09.07

恋愛・結婚

真赤な林檎を頬張るネイビーブルーのTシャツ、あいつはあいつは可愛い年下の男の子。
でもゲイ男子の場合は、ラガーシャツ(ボーダー)のあいつはあいつは可愛い年下の男の子になります。

昔から若さは武器になるといいますが、ゲイの世界でも年齢が若いことがある種のモテ要素になります。
今回は年下ゲイが大好物、そんな男性に贈る、年下ゲイ男子との交際で意識したいことについて考察していきたいと思います。

今からできる!年下彼を末永く愛する為にできること

年下の男とやっていくのは大変だという声も少なくありません。
これはゲイの世界でもノンケの世界でも共通していることであり、なかなかお互いを分かち合うことができずに別離を選択するカップルは多いのです。

現在進行形カップルならあるある要素満載!
しかしここではいかに二人の仲を末永く維持していけるのか、その秘訣について考えていきたいと思います。

年下男は精神的な幼さがリスク要因に

年下男子との恋愛が長続きしない理由を検証していくと、意外なほど一つの事実に突き当たることになります。
そう、それこそが年配者のパートナーが感じる相手の「幼さ」と「不平等」です。

実際男女のカップルでも同様ですが、特に男同士の場合は、「男なるこうあるべき」という社会的観念が、年齢差のあるカップルの交際を難しくしていくのでしょう。
(今回は年齢差が10歳以上ある場合を想定してお話を進めていきます。)

ゲイ男性は結婚して子どもを育てて、家庭を支えるというよりは、独身貴族を謳歌しながら好きなことをする、そんな自立心の強さと経済力がある方が目立ちます。

つまり二丁目界隈のゲイ男性が頻繁に聖子ちゃんや明菜姐さんのディナーショーに赴き、グッズを買いあさることができる、そんな年齢に比例した社会的立場や経済事情がキーワードになってくるのです。

一方は経済的にも余裕がある男性、しかしパートナーはまだまだ夢を見がちなドリームチェイサーであったのなら……。

やはり交際関係においての不平等や価値観の相違が生じ、そこから年下のパートナーに対する不安、または年上のパートナーに対する遠慮が二人に交際関係の大きな歪に繋がっていくことは少なくありません。

年下彼氏と首尾よく上手く付き合う為の5つのこと

年下の男の子と付き合うメリットとして思いつくのは、夜の生活が楽しめる、優越感に浸れる、甘えてくれるなどでしょうか。

基本的にゲイは実年齢では測れない驚異的なエイジレス男子が少なくないですが、ここではその例外を排除し、あくまで経済的、社会生活との差が大きくなるであろう10歳以上年齢が離れた年下ゲイと長続きする方法について考えていきます。

  1. 金銭的負担の境界線をしっかりと引く
  2. 自分の価値観を押さえつけない
  3. ある程度の若気の至りは大目に見る
  4. 同棲、パートナーシップ締結を急ぎ過ぎない
  5. 粗探しではなく長所を愛する

難しいことが多く感じてしまう方も多いかもしれません。
どんな年代の男性とお付き合いをするにしても、基本的なルール作りはとても大切な事項になってきます。

お互いをより深く知り合うことで、自然と互いの役割が見えてくるはずですが、年下の彼と付き合う場合は自分軸で「ここはこうするべきなのに」という観点でパートナーを判断しがち。

それはNGです。
年齢が離れれば離れる程、社会的な経験値や知識の違いが浮き彫りになり、自分自身の時間軸、経験軸による考えの押し付けは相手にとって負担となるだけ。

その言い方や伝達方法だけでなく、あくまで相手目線の立場で物事を見渡す努力が必要になってきます。

また年下の男の子が可愛いばかりにお互いを知り合う前に同棲を急いだり、盛大な結婚式を挙げるなども控えるべきです。
恋は盲目という言葉がある通り、可愛いがあまり、自分自身を失ってしまうと後々後悔する場合は少なくありません。

どのように大好きな年下の彼氏を繋ぎとめるかは、悲しいかな年長者の我慢や忍耐に依存する部分が多いようです。

私の尊敬する年上の友人は、二回り年下の彼をほぼほぼ放し飼いにしながら、彼の良き部分を愛し、そして彼氏であり友人であり父親であるというそれは寛大なハートを持って愛を注いでいます。

年下ゲイができることって何?

年下ゲイ男性と付き合う為には、なんだかんだ年上男性に負担がかかる場合が多く見受けられます。
しかし男と男、年齢なぞ関係なく人としての関係性を構築するには、一方通行にならない両者の努力が必須になっていきます。

ここでは年下ゲイ男子ができることについても解説していきたいと思うので、こちらも漏れなく参考にしてみてくださいね。

年齢相応の価値観をキープすることの大切さ

私は以前30歳以上年上のドイツ人男性とお付き合いをしていたことがありますが、20代の自分でありながら、「もっと近づきたい!」、「もっと大人になりたい!」という思いが先行し、随分と背伸びをしたお付き合いをしてしまいました。

つまり自分の年齢に相応な価値観や考えを無理して繕ったり、ウソで自分の鎧を塗り固めたり、それが仇となってしまったのです。

何が言いたいかというと、精神的な幼さや無知というものは決してネガティブなものではなく、それがダイレクトにその人となりを構成するアピールポイントになっていくのです。

過度な精神的未熟や常識の欠如は改善する必要がありますが、10代なら10代の、20代なら20代なりのあるべき姿、価値観というものは失ってはいけない要素のはず。

必要と感じている経験値、成長はおのずと年齢を重ねるうちに構築できるものなので、ありのままといったら語弊はありますが、年相応の常識、考えを敢えて捨て去る努力は不要です。

無理して容量オーバーのハートの器を持ち合わせるより、吸水率抜群のスポンジのような無邪気なハートで彼と接する方が結果自身の成長に繋がるはずですし、逆に年上キラーを目指すことも可能。

恋愛に方程式はありませんし、どれが正解で不正解というものもありません。

だからこそ自分の個を武器に、そして時には向こう見ずにも思える無邪気さ、年相応に夢を追ってみる、それが年上の彼氏にとっても心を揺らすキーポイントになってくることを覚えておいてくださいね。

まとめ

年下の男の子は言動が落ち着かない、子ども過ぎて逆に疲れると焼酎片手にぶうたれているゲイ男性は少なくないはずです。

しかし蓋を開けてみれば、自分本位での愛し方、接し方しかできておらず、良かれと思っていたことが逆に若いパートナーの負担になっていることも少なくありません。

どの程度の年齢差があるのか、そして自分がどのような精神的価値観、社会的立場にあるかによっても、パートナーを見る目線は異なりますが、基本的に長い目で遠い目線で見守ること、そして自分軸での比較を止めてパートナーの長所を愛することが大切になってきます。

年下ゲイ男性とのお付き合いは、年配者の負担や我慢も多くなりがちですが、それでもちょっとした小悪魔の微笑み、そしてちょっとしたボディータッチで何でも許せてしまうそれが年下の男の子の魅力ということも肝に銘じておきましょう。

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この記事を書いた人

橋本ウサ太郎

橋本ウサ太郎
新宿二丁目の元バーマネジャー、海外放浪の末、年下スペイン人男性と同性婚。
スペインの田舎町で悶々とした日々を送りながら平和に暮らすゲイ。
アメリカでの代理母出産により二人パパになる予定の三十路ライター。
好きな言葉は、「ペンは剣よりも強し」。

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